「20代とは違う…」ネガティブになりやすい30代?40代に必要なことは?
「昔はこれだけ綺麗だったのに」「あんなにモテたのに」と、20代の頃の自分と今を比べてネガティブになりやすいのがこの年代の特徴です。
「自己確証フィードバック」といって、ダメな自分を作り上げ、それを周りに「私はダメなんだ」とアピールをして「できない自分」を認めてもらおうとする傾向があります。

ダイエットにおいては、「代謝も悪くなってるし、痩せるわけないじゃん」と、開き直ってしまうので、なかなか良い方向に進みません。自分が傷つかないための自己防衛としてやっていることなのですが、問題なのが「過去のできていた自分」に目を向けていないこと。

過去にできたことを今に当てはめる
過去にすがる、という意味ではなく過去にできたことを思い出し、それが今の自分にどう当てはめられるか考えることが成功への第一歩。「ランニングをやっていた」という過去があるなら、その時と同じことをするのは無理でも「ウォーキングなら週2回ぐらいできるかなぁ」という風に考え方を変えるのが効果的だと思います。

アナロジーの力で成功体験を積み重ねていく
これをアナロジーの力(類推する能力)というのですが、人間は過去に見たこと、聞いたことしか形にすることができないので、過去できたことを今に当てはめると、違った形で応用することができるんです。
これは人間が誰しも持っている能力。だからこそ、過去の成功体験から、今の自分にできそうなことを考え実践してみる。
そして少しずつその体験を積み重ねていき、「自分にはこれができそうだ」という自己効力感を高めていきます。この前向きな気持ちが、ダイエットを継続させ成功へと繋がっていくのです。